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デジタル遺品について考えてますか?家族に伝え残すこと5選

デジタル遺品とは、生きている間に使っていたパソコン・携帯・ネットの中で動いているお金・SNSやブログのことです。
データだったりお金だったりを、どうやって相続したり、終わらせたりすればいいのでしょうか?
人間はいつ死がやってくるのかわかりません。遺族に伝えておかなければいけないことは、元気なうちに伝えておきましょう。


重い病気にかかれば、亡くなる前に伝えたいことは伝え、教えることは教え、整理できるものは整理しておくと思います。
準備が出来るのです。
しかし、不幸にも突然の交通事故もあります。もしもの時には残された家族のために、デジタル遺品については共有しておく必要があります。
では、突然亡くなった場合のデジタル遺品についてどのようなトラブルがあるか5つ紹介します。

デジタル遺品①パソコンや携帯のデータ

故人が使っていたパソコンのデータや、携帯の中にある写真を取り出したい!
そんな時にパスワードがわからなければ開くことが出来ません。
もし、パスワードがわからなくても、パスワードを解析してくれる専門の人がいますが、費用に20万円ぐらいかかります。
もしくは、全部初期化にすればパソコンが使えるようになります。でも、それでは意味がありませんよね。
パスワードは家族に必ず伝えておきましょう。

デジタル遺品②SNS

フェイスブック・ツイッター・インスタグラム・mixi・LINEなどなど登録しているものが多数あるかと思いますが、
これらを本人以外が削除するには、それぞれの会社に報告しなければいけません。
フェイスブックであれば、名前の上のほうに「追悼」という文字が足されて残すことも可能です。
たくさん登録しているようなら、すべてのアカウントを家族に伝えておきましょう。

デジタル遺品③ブログ

誰も見に来ないようなブログなら放置していても大丈夫かと思いますが、アクセスがそこそこあり、人気のあるブログの場合は、乗っ取られる危険性があります。
乗っ取られたブログは、不正なURLが貼られたりして他人に迷惑をかけることになるので、ブログを家族が管理するか、閉鎖する場合は、ブログ管理の会社へ連絡しておく必要があります。
ですので、ブログを運営している方は、IDとパスワードを教えておいたほうがいいでしょう。

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デジタル遺品④ネット銀行・クレジットカード

ネット銀行は、多少金利がよかったり、振込手数料が安かったり、スマホから簡単に資金の移動ができて大変便利なので、使っている方も増えてきています。
ただ、キャッシュカードはあると思いますが、通帳がないので、家族に気付かれない場合が多いです。
気付かないうちに10年以上が経ってしまうと、引き出しがやっかいになりますので、ネット銀行口座がある方は必ず口座番号など家族に伝えておきましょう。
クレジットカードも年会費がかかるものは亡くなっても気が付かれずに請求されますので、クレジットカード会社に死亡の連絡をする必要があります。
何枚クレジットカードを所持しているのか把握し、家族にわかるようにしておきましょう。

デジタル遺品⑤FX口座、ネット証券

最近は、ネット上で株を売買したり、FX口座で投資したりする人が増えています。
なぜネットでするかというと、手数料が安いからです。
ただ、この口座があることに気が付かず、放置していれば、多大な損失を出していても気付かないというリスクがあります。
気が付いた時には、1,000万円ものマイナスが走っていることも実際にあるんです。
本人が亡くなっていても、必ず支払わなければならないお金です。残された家族が大変なことになるので、FXやネット証券に口座を持っている方は、必ずご家族に伝えておきましょう。

家族に伝える手段は?

メモリーカードに入れておくのもいいですし、紙に書いておくのもいいです。
亡くなった時には、必ず入っている保険を確認すると思うので、保険証と一緒に保管しておくといいでしょう。
メモリーカードは、他人に盗まれた時には大変な個人情報になるので危険ですが、もし震災などにあった時は復元できるというメリットがあります。
もしくは、パソコン上で、家族と共有のフォルダを作っておき、いつでも家族が開けられるところに情報を残しておくと、家族も探さなくて済みますね。
紙に書いておくと、誰でもわかりやすいのがメリットです。
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元気だから関係ないとか、まだまだ死ぬ予定はないと考えていても、あちらからお迎えにくることがあります。
ぜひ、元気な今だからこそ、準備をしておくといいと思います。

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