通常、熱中症は乳幼児や高齢の方に多いと言われています。
しかし、30代のように若くても私のように、汗をかけなくて熱中症になる人がいます。
これは年齢にかかわらず、「熱中症になりやすい体質」なのです。
加齢に伴い、年々熱中症になる頻度も増え、軽い運動でも熱中症になるようになってしまいました。
そこで、いろんな原因を考えてみて、対策をしてみた結果、改善してきたので、同じような悩みを持つ方の参考になればと思います。
目次
熱中症の原因と症状が当てはまらない
熱中症になる原因と症状は4パターンあります。
- 熱失神
血管が拡がりすぎて血圧が下がり、脳への血流が少なくなり、めまい、立ちくらみ、失神することもあります。
顔色が悪くなり、脈も呼吸も早く、唇がしびれたりします。 - 熱疲労
大量の汗による脱水症状により、だるさ、めまい、吐き気、頭痛が伴います。
塩分を取る必要があります。 - 熱けいれん
大量に汗をかくことで、体内の塩分が失われることにより、筋肉がしびれ始めます。
足、腕、腹筋などの筋肉がけいれんし始めます。 - 熱射病
体温自体が高くなり、脳の温度も上がります。
頭痛、吐き気、めまい、さらにひどくなると意識を失います。
全身の臓器に支障をきたし、死亡するケースもあります。
私の場合は、汗をかかないタイプなので、熱射病に近いかなという感じでした。
しかし、頭痛、吐き気、意識を失うとまではいきませんが、下痢になるんですよね。
下痢も熱中症の症状の1つ
あまり、熱中症の症状に「下痢」と書いているサイトは無いのですが、私は熱中症になったら必ず、嘔吐、下痢をします。
この2つの症状が重なると、どんどん体から水分が奪われていき、ひどい脱水症状になり頭痛が止まらなくなります。
頭痛に加え、手足がしびれて、呼吸もしづらくなります。
吐き気があるので、なかなか水分も思うように飲めません。
こんなことをしょっちゅう繰り返しているので、いつか死ぬのではないかとヒヤヒヤして過ごしています。
熱中症の原因
おそらく、若い人の熱中症の原因は、汗をかくことが出来ないからです。
通常、汗をかくことにより、体が濡れて、体温を下げる効果があります。
しかし汗をかくことが出来ないと、体温を下げることが出来ず、からだに熱がこもり、頬・おでこ・頭・首がものすごく熱くなります。
汗をかくことが出来ない原因としては、汗腺が老化し、衰えている、働いていない、減少しているということがありえます。
しかし、若い人の場合だと、汗腺が衰えているというよりも、冷え性により体が冷えていて、汗をかく指令が脳から出ていないということが考えられます。
暑いと感じると、脳から自律神経へ「汗をかく」という指令が出るのですが、からだが冷えていると逆に熱を放出しないようにしてしまうんです。
汗をかくには、体を冷やさないことが大事
からだが冷えていると体温調節機能がはたらきません。
さらに、エアコンのもとで育っていると、体温調節がしにくい体になります。
これからの子供たちが大人になって、冷房に慣れていると、汗をかけないという人たちが増えていくかもしれませんね。
食べ物に気をつける
食べ物には、からだを温める食材と、からだを冷やす食材があります。
からだを温めるものといえば、大根、ごぼう、人参、芋・・・のような土の中で育つ根野菜です。
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からだを冷やすものと言えば、トマト、すいか、ピーマン、なすなどの夏に育つ野菜です。
汗をかけない場合はどちらを食べるといいと思いますか?
正解は、からだを冷やさないように、温める食材を選びます。
ただ、熱中症になってしまった場合は、からだを冷やすものを食べたほうがいいですよ。
ややこしいですね。
ちなみに熱中症予防の代表選手は、納豆です。
納豆に含まれるビタミンB1には汗とともに流れてしまうカリウムが豊富でミネラルも補うことが出来ます。
納豆は栄養の宝庫とも言われ、老化を早める活性酸素をおさえてくれるし、ダイエット効果にも期待できるので、熱中症の心配がなくても年中食べたいですね。
お風呂の入り方
夏にシャワーだけで済ませてしまう方も多いと思いますが、湯船に浸かって体全体を温めるべきです。
どうしても暑い夏に入る気になれない場合は、湯船を半分だけ溜めて、足と手だけでも入るようにしたほうがいいです。
夏なら、それだけでも汗をかく練習も兼ねることが出来ますね。
足湯もおすすめですが、一番は、おへその下まで浸かる半身浴がおすすめです。
短時間にかく汗はサラサラしていますが、長い時間かけてじんわり出てくる汗はドロドロベタベタしています。
このドロドロの汗をかくまで半身浴をしてみましょう。
お風呂に入る前にコップ1杯の水を飲むことを忘れずに。
適度に筋肉をつける
筋肉は体に水分を蓄えるタンクのような働きをします。
この筋肉が多ければ多いほど、水を溜めておけるので、熱中症になりにくいです。
筋肉と言ってもムキムキになる必要はありません。
太極拳やヨガ程度のゆっくりで柔らかい動きでもインナーマッスルを鍛えることが出来ます。
暑い時に筋肉をつけようとして激しい運動をして熱中症になったら元も子もないですからね。
深呼吸も大事です。
深い深呼吸や腹式呼吸も意識してやってみましょう。
まとめ
熱中症の体質を改善しようといろいろと調べた結果、冷え性を直し、汗を上手にかかなければならないことがわかりました。
そこで、ヨガを始めようと考えました。
ゆっくりな動きで、多少の筋肉つくりと、呼吸法をと。
でも、ヨガってそうそう汗をかくスポーツじゃないんですよね。
汗をかきにくい私にとっては、じんわりどころか、お肌サラサラ状態で。
でも、激しい動きは熱中症になる危険性が・・・。
ということで、汗をかくのにもっと効果があるのはホットヨガだと思いついたのです。
ホットヨガは、施設にもよりますが、30℃から40℃のあたたかい空間でヨガを行います。
遠赤外線の床暖房がある施設もあれば、スチームで湿度も保たれていたりします。
なので、ホットヨガは汗をかく練習に最適なんです。
ヨガをすることにより、基礎代謝があがり、内臓機能が活性化され痩せやすい体質にもなれるので嬉しいですよね。
ホットヨガは、全国各地いろいろと広まっています。
そしてめでたく私も、ホットヨガに通い始めて、3ヵ月でじわじわと汗をかける体質に変わってきましたよ。
私の家の近くのホットヨガはLAVA、水素水も飲めるから血液の循環もよくなって、ホットヨガとダブル効果で冷え性が治る方向に期待できそう!
1週間に1回しか通えないのでもっと早く始めればよかったです。
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