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濡れた本の対処法?知らないと損!びっくりな裏ワザあります

生活

娘が教科書を、びじょびじょに濡らしてしまいました!

ランドセルの中に水筒を入れ、ふたをよく閉めなかったため、こぼしてしまったのです。

新しく買えないものの場合は、とても焦りますよね。

大切なもの、借りたものなど、替わりがないものは、なんとしてでも元に戻したいもの。

そして毎日使う教科書は、すぐに乾かしたい。

濡れたまま学校に持っていけないですからね。

本が濡れたあとの状態と対処法

紙を構成している繊維には、水に溶けやすいという性質を持っています。

このため水を含んだ後に、その水分が抜けると、元に戻らず、変質してしまいます。

濡れた状態で何もしていないと、大変なことが起こるのです。

そのまま水分が抜けてしまうと、ページがはりつく、ページが波打つといったことが起こりますよね。

つまりなるべく変質させないよう、すぐにそれなりの対処することが大切ということになります。

私はまずはひたすらタオルで拭いたり、ページの間に紙(ティッシュ)をはさみ込んだりしました。

はさんだ紙は放置し、湿った後は取りかえます。

はさんだ後、本の表紙の上に重しをのせると、水分がじんわりでてくるので、それをタオルで拭きました。

ちなみに重しは辞書や辞典を使いました。

なければ土鍋など、重い調理器具でもよいでしょう。

一番思いつくスタンダードな方法ですよね。

重しを本の上に乗せることによって、紙を平らにします。

濡れたノートを元どおりに乾かす裏技|C CHANNELライフスタイル

何度も作業を繰り返したのですが、結局あまり乾きませんでした。

かなり手間がかかり、かつ時間も取られます。

ひどい水濡れだったので、一晩では乾ききりませんでした。

乾ききらないとせっかく対処をしても、本はふにゃふにゃのまま、匂いがしたり、ページがはりついたり、傷みやすかったり、波打ったり。

何冊も濡れてしまったので、ネットで調べた対処法を試してみました。

濡れた本を凍らせる対処法

  1. 本をフリーザーパックに入れて、封をせずに、立てて冷凍させる。
  2. 24時間~48時間冷凍し、取り出した後、本の上に重しをのせて乾燥させる。

凍らせることにより、紙の変質を防ぐ裏ワザです。

なんと東北大震災で本を再生させるために使われた対処法でもあります。

手間はあまりかからないというメリットがあります。

この裏ワザを使った後の画像をネットでみると、水に濡れた本と思えないくらいきれいで
す。

デメリットとしては、時間がとてもかかることです。

実際やってみたのですが、結論からいうと、教科書はあまり元に戻りませんでした。

凍らせても湿ったままです。

焦っていて、十分乾燥させられませんでした。

冷凍後、重しをのせて乾燥させるまで、5日間かかるとされるネット情報もありました。

濡れた本を乾かす対処法

水濡れした部分に、ドライヤーで当てます。

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紙をはさむ方法より乾きやすいように感じました。

しかし、すぐには乾ききりません。

ずっとドライヤーを手にもって作業しなくてはならないため、私は途中であきらめてしまいました。

もちろん重しをのせるなどの対処法をしないと、本が波打ってしまうようです。

ドライヤーと本を固定して、温風をあて続けるという方法をもありましたが、私はこわくてできませんでした。

ちなみに本はクリップで固定して波打ち対策をしている情報もありました。

似たような対処法で、こたつの中に入れる、扇風機をあてるなどがあります。

扇風機だったらやりやすいですよね。

国立国会図書館の対処法

実は貴重な本を扱うプロ、国立国会図書館では水濡れの対処法を、インターネットに掲載していました。

    1. 水濡れ部分をタオルで押さえて水分をふき取る。
    2. ページの間に吸水紙(キッチンペーパー、コピー紙など)をはさみ、濡れた部分が上になるように本を立てる。このとき吸水紙をはさみこみ過ぎない。
    3. 本が開ける方から扇風機をあてる。
    4. 水分を含んだ吸水紙を適宜取りかえる。
    5. 吸水紙が湿らないようになったら、抜き取り、本の上に紙一枚と板をのせる。板の上に 重しをのせる。
    6. ページのはりつきがないか、1日1回程度確認する。

間に紙をはさむだけではなく、扇風機で風をあて、さらに重しを乗せて乾燥させるという、やれることはすべてやる対処法です。

そのうえで乾燥するまでにじっくり時間をかけます。

やはり図書館だけあって、本を大切に扱ってますよね。

かなり水濡れした本を、元に戻すのは大変です。

濡れた本にアイロンをかける対処法

アイロンの温度を調節しながら、あて布をして、アイロンをかけます。

はじめに水分をタオルなどでとってから行いましたが、これが一番早く乾燥させられました。

もちろん、すぐには乾ききりません。

波打ち現象はあまり抑えられませんでした。

かなり水濡れしているまま、アイロンをかけてしまうと、本が変質してしやすいです。

そして、本の中心は、アイロンがかけられないという欠点があります。

ただ私にとっては、教科書が匂っていたので、それが解消されて助かりました。

中心部分が濡れている場合は、ドライヤーと組み合わせてもよいですね。

注意点

私が試した方法は教科書でした。

紙質やインクなどにより状況が変わってくるようです。

例えばボールペンで書いていたノートが濡れてしまった場合には、インクがにじんでしまうといったことがありますよね。

あくまでもこの方法は、私の場合ということでご了承ください。

まとめ

本を濡らしてしまったときは、すぐに対処することが最重要です。

しかし、濡らしすぎると、なかなか元には戻りません。

時間がないときは、もう元には戻らないと考えて、紙を乾燥させることに専念します。

私にとってはアイロン最強でした。(助かった)

何が何でも元に戻したい場合は、↓試してみてください。

  • 本は濡れたらすぐに対処が必要。しかし思うように乾かない。
  • きれいに戻すのには重しが必須。
  • 水に濡れたらもう戻せないと思って時間をかける。
  • 最終手段として、びっくりな対処法、冷凍技を使うのもあり。

ダメだったらあきらめるしかないですが、裏ワザ、試してみる価値はありますよね。

例えば借りた本の場合は、謝るしかありません。

教科書についてでしたら、新しいものを学校の先生にお願したり、ネットでも手に入るみたいです。

うちは娘が嫌がって買えませんでしたが。(なぞです)

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